『quai montebello(ケ・モンテベロ)』大阪吹田フランスの薫りのケーキ屋さん
2007年 12月 23日
〒564-0001
大阪府吹田市岸部北5丁目20-5-3
Tel/Fax06-6339-8880
店舗営業時間AM10:00~PM8:00
サロンオープン時間
AM11:00~PM7:00
定休日;毎週水曜日、第3木曜日
『ル・シュクレクール』でシュークリームが売り切れだったかのん。 (前レポ参照)
しょんぼりかのんにお店の方が教えてくださったのは
お隣の『ケ・モンテベロ』。
実は別々のお店ではなく、『シュクレ』の熱い魂から産まれた
(と言っても全く過言でない)ケーキ屋さんなのです。
「まるでフランスのケーキ屋さんに来たような気分に
なって頂けるように造りました。」とのこと。
この11月にオープンしたことは聞いてたし、
同僚も何人も行ったけど、みんな口を揃えて
「まるで宝石屋さんに来たみたいにケーキが並んでるんだよ!」とか
「絶対お洒落していかないと入れない。
ドレスコードがあって失格したら床の穴に落ちる仕掛けがある」とか
「入り口から暗くて狭くて入りにくい」とか…。
おおおっ!?それ全部ホントだったらかのん入れないじゃん!
カフェレポなんて書いてるかのんですが、
全くもって普段の仕事は土木工事同然、
カフェなんかより断然定食屋が似合う庶民派フシギ女子。(あーあ;)
しかしこの日はたまたま雨で、
作業着に着替えることなく『シュクレ』→ケーキ屋に行けたのでした!
真正面に立つと確かに石造りのお店に重厚な木の扉が一枚ついてるだけ。
扉は開いていましたが、見えるのは
石の廊下が「コの字」に伸びている事だけ。
確かに入りにくい…!
しかも作業着なんかで入った日には正面から鉄球が転がって来そうだ…。
よしんば入れたとしても何か買わなきゃ出られなさそう。
意を決して廊下を進むと、暗い廊下の奥に見えてきたのは、
美しいステンドグラスからブルーの光が降る小部屋。
ショーケースに宝石のように並んだケーキたち。
ちょっとした机と、椅子がならんでて、
こちらでケーキを楽しむことも出来るのがわかります。
ショーケースの前でしばしぼんやりのかのんにお店の方が
(多分パティシエさん)話しかけてくださいました。
「今はフルーツの少ない時期なのでケースの中が地味なんですよね。
もう少しすれば苺を使ったケーキがたくさん出ますので、お待ちくださいね。」
はー、しかしお店の中はこんな風になってたんですね~。
緊張して廊下の途中で引き返しそうになりましたよ~。
「ええ、皆さんそう仰います。でも勇気を出して奥まで入ってきて下されば、
この非日常の空間を楽しんで頂けるように造ってるんですよ」
つやつやのチョコレートケーキがたくさんのアレンジで並ぶ横には
かわいいマカロン!そして「キャラメルエクレア」!
エクレアをひとつ、あと職場のみんなへのお土産にメレンゲのお菓子を少々。
エクレアは一個なのに箱に入れてくださって恐縮。
また自転車をもりもり漕いで職場に帰りました。
帰って、コーヒーを淹れて、箱から出したエクレアをひとくちぱくり。
もうね、ひとくちでわかりましたよ。
あのケーキ屋さんの為にわざわざ県外からお客様が来る訳が。
中に入ってるのももちろんキャラメルクリームなのですが、
この濃厚なことったら。
美味しくて、何個でも食べられちゃう~!なんてケーキも
もちろん素晴らしいのですが、これは違います。
一つ食べて、うっとり、そして大満足。
この濃厚な甘さが「おフランス」なんだろうか…?
「満足する」その意味を知る事の出来るケーキ屋『ケ・モンテベロ』。
木津・奈良からお出かけするにはちょっと遠いけど、
ぜひこの非日常を楽しみに来てみてください。
2007.12.23 かのん