『ガトー・ド・ボワ』奈良西大寺世界で一番をとったケーキとは
2008年 03月 27日
奈良市西大寺南町1-19-101
フリーダイヤル 0120-48-4588
営業時間
[5月~10月] 9:00~20:00
[11月~4月] 9:00~19:00
カフェ
[5月~10月] 10:00~19:30(LO19:00)
[11月~4月] 10:00~19:00(LO18:30)
■定休日 年中無休 (臨時休業あり)
近隣の駐車場で割引があるようです。
お支払い時に「駐車券」をご提示くださいとのことです。
ついにこの日がやってきました。
このひねくれ者かのんがこちらのケーキを頂く日が。
思えば「『La Coupe du Monde de la Patisserie
(クープ ドュ モンド パティスリー)』で、
1991年、日本人で史上唯一優勝を勝ち取ったお店!」と聞いてから
かなりの、か~なりの時間がたってます。
というのも、ケーキが、ケーキが…
主婦のお小遣いじゃ買えないんだもん!!
だだだってさ~、ケーキ一個500円以上したら
「たっ、高いですねっ…!」って焦りません!?
かのん正直びびりやさんなので、
入るまでにお財布何度も確かめちゃいました、ふうぅ。
今やJRユーザーのかのん、西大寺なんて通るのも久しぶり。
この日はたまたまご用事があって西大寺に降り立ったのでした。
お店は駅の南側、「奈良ファミリー」とは反対の方に降りてください。
階段を降りたら右に向かって歩いて、
踏切とは逆の交番のある路地に向かって曲がってください。
コンビニの向こうにみえるお店が目指す『ガトードボワ』です。
お店は一見して「かわいい!」という感じではありません。
だけど、「昔から変わらずここでケーキ作ってます」って雰囲気。
店内ではカフェも可能です。
お外からはお母様方が楽しそうにおしゃべり。
いいなあ…。
しかしケーキで500円~600円でしょう、コーヒーやら紅茶で500として…。
ケーキセットが無い限り1000円越えちゃう…?
ああ悲しい貧乏人。テイクアウトが精いっぱいです。
お店に入るととっても優しそうなお姉さんが「いらっしゃいませ!」。
あのすみません、この大会で一位のケーキ(「アンブロワジー」600円)と、
このあかくてかわいいの(「ラ・ヴィオレ」500円)をください。
「はい、合計1100円になります!」
ははぁ~(涙)。
そう、この美味しいケーキを一人で食べるわけにはいかないの…。
うちには腹をへらせた旦那様が…、ってわけでもないのですが、
やっぱり一個のケーキを半分こってのもねぇ…。
「どうぞ」と持たせてくださったケーキの包みは、
まるで二個とは思えないほど厳重で、
いかに大事に持って帰ってもらいたいかがわかります。
しかも注意書き付き!
曰わく二時間以内に食べるべし、
自転車など縦揺れ厳禁…、などなど。
大事なケーキを美味しく食べてもらいたいって気持ちがよくわかります。
注意書きの通り、大事に大事に持って帰りました。
旦那様の帰ってきたのを待ってスイーツタイム!
つやつやのチョコレートはまるで宝石みたい!
「すごいねえ、すごいねえ」と二人感心しながらひと口。
つやつやのチョコとムースの内側にはムース、下のスポンジといい、
こんなに薫り高いチョコレート菓子を食べたのは初めてです。
HPによると、
「ムース・ショコラ、ピスターシュのバヴァロワ、
フランボワーズのペパンの絶妙な組み合わせです。」だそうです。
(…すみません、「ピスターシュ」って何ですか…?)
「ラ・ヴィオレ」は酸味と甘味が最高のバランスでマリアージュ。
「すみれの香りのカシスのガナッシュ、クレーム・カシスに、
ショコラのムースと生地の組み合わせ。
カシスの甘酸っぱさとショコラのほろ苦さがベストマッチ。
口に入れた瞬間にすみれの香りがふんわりと広がります。(HPより)」
くおぉぉ~~~;;確かにこの値段分あるわ~…。
ケーキに込められた気合いと「愛」が透けて見える気がしました。
これはきっと他のケーキを買ってもすんごく美味しいと思う。
美味しいねえ~、と感動してるうちにケーキは無くなっちゃいました。
あ、友達によると「ホールのケーキの値段は普通やで」とのこと。
記憶の限りでは3000円台とそうお高くないらしい。
このお店のケーキで誕生日なんて最高ですよね!
(HPの「イベント」ページをご参照ください)
確かに評判だけのことはある美味しいケーキでした。
後で聞いた話によると、「ラ・ギャラクシー」というケーキがあって
こちらも'97年「メートル・ド・パティシエ」世界選手権味覚審査一位、
特別賞受賞なのだそうです。
かのんが行った時にはもうすでに売り切れていたような…?;;
「アールグレイのムース・ショコラの中には、ココナッツのムース、
赤ワインに漬け込んだイチジクのセミドライ。
ベルガモット、ココナッツ、赤ワイン、香りにポイントを置いた
完成度の高い組み合わせをお楽しみください。(HPより)」とのこと。
いつか身の丈が長くなったあかつきには
気の済むまでこちらのケーキを食べてみたいもんです…。はあぁ;;
2008.3 かのん