『cafe restaurant Rabelais(ラブレー)』奈良橿原天然酵母パンときちんとごはんのカフェ
2009年 05月 15日
奈良県橿原市内膳町5-5-16
TEL:0744-23-2323
定休日:月曜日(祝日はopenあり)
営業時間:lunch 11:00-15:00 dinner 17:00-22:30
cafe all time
Pあり。4台
「ふるさとは遠きにありて思ふもの」とは室生犀星の詩だったかな・・・。
京都は木津に引っ越して5年、もはや実家すら奈良市に移動して、
かのんの生まれ育った場所には縁もゆかりもなくなってしまいました。
かのんの「ふるさと」は奈良南部、大和高田市というところです。
いつも「どこか遠くに行きたい」と身がちぎれるほど思いながら、
同じくらいの強さで生まれ育った場所を愛している事に気がついたのは
ついにその家を出る事になってからのことでした。
その角を曲がればあの猫がいて、
お魚屋さんはあそこ。
いつも耳の遠いおばあちゃんが座る和物やさん。
太鼓を鳴らしながら飴売りのおじいちゃん。
朝早くからリヤカーを引いてお野菜を売りに来るおじちゃん。
家の前を流れるドブ川はいつも染色工場の色水が流れてて、
大雨が降るといつも溢れちゃう。
どこに何があるかさっぱり分からない、新しい場所に暮らすということの不便が
さらに思いに拍車をかけるのかもしれません。
この日は久しぶりに南部にご用事!
「コンフィチュールfumi」のフミさんと、仲良しコミュ管理人のうちもちゃんと
ランチに出かけましょうということに。
丁度位置がいいので大和八木周辺でごはんを考えていたら、
チャッピーちゃんのオススメのカフェがあったことを思い出しましたw
『Rabelais(ラブレー)』です。
R24号線を(バイパスができたので「旧」ということになるのかな?)ずっと南下。
「モスバーガー」、「びっくりドンキー」、「セブンイレブン」を通り過ぎ、
「新賀北」という交差点を右に曲がります。
「コナミスポーツ」の角を左に曲がると、
角地にすぐにお店が見えます。
回り込んだ位置に駐車場。
緑が多く飾ってあって、テラス席もあって、小さいながらも
すごくステキなカフェです。
お店には「お一人様」な女の子、ビジネスマン風の男性が一人でランチしておられたり
なんというか、そう、「居心地が良い」感じなんです。
この日のランチは
・季節の野菜蒸しと蒸し鶏の中国だれ
・雑穀ごはん
・エビとポテトの熱々グラタン
・色々な野菜のスープ
・豆腐と湯葉アボガドのサラダ
・小さなデザート
・ドリンク
月変わりで1365円。いろんな味が楽しめておなかも満足のランチでしたw
他にはパスタランチやグラタンランチ、サンドイッチのランチがありました。
「丼ランチ」が気になる!
他のランチについてくるパンは全て自家製の天然酵母パンだそうです。
食べたかったな~;
販売は予約のみ受け付けておられます。
「カフェであってもきちんと食べられる」お店を目指していらっしゃるそうで
スイーツもドリンクも、ディナーまで対応の懐の深さです。
メニューがいちいちツボなんですよ~;;
ぜひぜひHPをチェックしてみてください。
そういえばこの近くには『カフェ・アンジュ・エスト』がありましたよね。
残念ながら移転されたそうです。
築ン年の古民家でのカフェだったのですが、
建物自体の老朽化に伴い、この時には「八木西口」にお店が移った後だったのです。
2009年4月28日より近鉄飛鳥駅前に『Coccolo Cafe(コッコロカフェ)』として再オープン!
高市郡明日香村御園137-1
0744-54-3039
水曜日定休 AM11:00-PM8:59
こちらでは「お茶とおやつと小麦粉料理」のカフェだそうです。
ステキなカフェがたくさんできたり、お店が増えたり、
どんどん変わっていく景色。
南部に来る用事があると嬉しい中、いつもほんのり切なくなるんですよね~。
ふるさとは遠きにありて思ふもの
そして悲しくうたふもの
よしや
うらぶれて異土の乞食となるとても
帰るところにあるまじや
ひとり都のゆふぐれに
ふるさとおもひ涙ぐむ
そのこころもて
遠きみやこにかへらばや
遠きみやこにかへらばや
室生犀星 小景異情ーその二より抜粋
2009.5.某日 かのん
今日のプラスワン・・・。
『+dog』さんにてトリミング。
やっとモジャ山モジャ夫さんから「プードルちゃん」に大変身。